エンバーマー の仕事について

仕事内容

エンバーミングは土葬文化のある北米等で始まった、ご遺体からの感染症蔓延を防止するための処置技術のことを指します。

日本においてのエンバーミングは、ライセンス化が行われており、IFSA(一般社団法人 日本遺体衛生保全協会)のエンバーマーライセンスを取得した「エンバーマー 」や、医学資格を有した医療従事者によって科学的、外科的な処置が施されています。

 

主な職務内容

・ ご遺体の全身を洗浄し、消毒をする処置

・ 髭剃り、洗髪、お化粧などの処置によりご遺体を安らかな表情にする処置

・ ご遺体に薬剤を注入したり、血液・体液や腐敗の原因となる残存物を除去処置

・ 処置のために切開した箇所の修復(事故などの損傷の場合にも行う)

 

 

日本では、30年前にエンバーミングの処置が導入されましたが、導入時には300件に満たなかった処置が2015年には3万件を超える件数となり、注目度が高まっています。

 

 

この仕事のやりがい

日本における件数の増加は、家族葬など、故人をゆっくり美しく見送りたいと考える遺族が増加していることにより起因しており

ご遺体の状態を整え、生前のような安らかな表情に整えてほしいというニーズが高まっていることが影響していると考えられています。

 

また、海外や遠方からの弔問に対応したり、グリーフワークとして、ご遺体とゆっくり向き合いきちんと別れを告げることを目的とする場合もあるため、最後のお別れをより良いものにすることであったり、大切な人を失った悲しみを癒す目的が大きく、人の心に寄り添う事のできる仕事だと言えます。

 

また、上記のようなニーズがありながらも、日本のエンバーマー資格保有者はまだまだ少なく、エンバーマーが所属している葬儀社も限られています。

専門学校での学習・資格取得のための試験が必要となりますが、今後必要性が高まって行く可能性が高い職業です。

この仕事に向いているのはこんな方

IFSAのエンバーマーの資格を持っている方